「SHEIN(シーイン)」は、中国発の越境ファストファッション通販ブランドです。低価格でトレンド商品が手に入る一方で、「一体なんのサイトなの?」と心配の声もあります。
本記事では、SHEINの意味や特徴から、どこの国なのか、会社概要、支払い方法、注意点までを徹底解説します。口コミやトラブル事例もあわせて紹介するので、これから利用を考えている方はぜひ参考にしてください。
日本のファッションアプリDLランキングで常に5位以内。なのに実店舗は見たことがないので不思議ですよね。人気の理由や実際に使ったレビューを紹介します!

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SHEINとは?どんなサービス?
SHEINの意味と読み方

SHEIN(シーイン)は、中国発のファストファッション通販ブランドです。社名の由来は「SHE(彼女)」と「IN(流行の中に)」を掛け合わせたものと言われており、「女の子がトレンドの中で輝けるように」という意味が込められています。
SHEINの読み方は[シーイン]
SHEINの読み方はシーインです。シェイン、シーン、シャインと迷いますがSHEIN公式に確認をとったところ正しい読み方はシーインでした。
SHEINの中国語の表記は「希音」で、発音は「xi-yin」となります。そのため、英語、中国語、日本語全てで「シーイン」と発音するのが正解です。アクセントは特にありません。
アクセント(発音)は?
アクセントについては特に決まりなどはなく、国によって・人によって違います。日本では「ターバン」のイントネーションの人が多いです。
どこの国の企業?(中国発ファストファッション)
| 本社所在地 | シンガポール |
| 拠点 | 中国 |
| 設立 | 2008年 |
| 展開地域 | アメリカ、ヨーロッパを中心に150カ国以上 |
| 業態 | 越境EC |
中国の会社が運営・本社はシンガポールです。ざっくり言うと「中国を拠点に製造・物流を行いながらアメリカをメインとした世界中で販売している」という感じですね。しかし、中国というと昔は「粗悪品」というイメージが強かったためイメージアップとして本社を海外にすることはよくあるみたいです。
SHEINの歴史
- 2008中国で前身となる会社が設立
中国の南京で、「南京希音電子商務有限公司」という企業が設立。
WENマーケティングやウエディング事業をメインにしていました。 - 2012「Sheinside」立ち上げ
事業の中でウエディング向けブランド「Sheinside」を立ち上げ、ECサイトをオープン
- 2014アメリカ向けファストファッションブランド「SHEIN」設立
ブランド名をSHEINに改めファッション事業に注力
- 2020.12日本進出
日本語版サイト・アプリをリリース
- 2021.5アプリDLランキングでAmazonを抜く
iOSプラットフォームにおけるアプリのダウンロード数でAmazonを抜いて一位に
- 2021.6シンガポールに本社を置く
Roadget Business PTE. LTD.運営に
- 2022.8売上ユニクロ越えで実質世界4位に
- 2022.11世界初の常設店舗が原宿にオープン
実店舗にあるQRコード読み込みで商品を通販する形態のお店です。
- 2022.122022年の売上3.54兆円、世界2位に
- 20242023年度ファッションアプリDL数世界1位に
アプリDL数米国一位の実績
米調査会社data.aiが発表した「2024年版モバイル市場年鑑」によると、SHEINは2023年の世界のショッピングアプリDL数ランキングで首位に輝いています。
| 順位 | アプリ名 |
|---|---|
| 1位 | SHEIN(中国) |
| 2位 | Temu(中国) |
| 3位 | Amazon(米国) |
| 4位 | shopee(タイ) |
| 5位 | Meesho(インド) |
| 6位 | Flipkart(インド) |
| 7位 | Alibaba.com(中国) |
| 8位 | Shopsy(インド) |
| 9位 | AliExpress(中国) |
| 10位 | Pindvodvo(中国) |
SHEINの魅力とメリット
[Z世代人気]トレンド商品で若者に人気
よくSHEINの説明として「Z世代を中心に広がった」という枕詞がついています。若者に広がった理由はざっくりと以下のようになります。
- 圧倒的な低価格
- AIが探し出す最先端のトレンド商品
- SNSなどでの口コミ効果をメインとしたマーケティング
若者に人気があるのも納得の低価格・多商品・ネット活用マーケティングです。
通常のブランドであれば実現しない低価格・多商品については、のちほど詳しく説明しますが簡単に言えば中国の生産力・資金力・情報力。世界中のアパレル工場があつまったという歴史や、人口14億が生み出す生産力資金力、そこにネット社会のAI導入という近代化が介入したことによって、SHEINの人気の秘訣が生み出されているんです。
[低価格多ジャンル]安くて豊富な商品
SHEINを初めてみるとその商品の安さと雑多さにまず驚くかと思います。取り扱う商品はレディース、メンズ、キッズ、ベイビー、マタニティー、プラスサイズのアパレル。さらに、カー用品、スポーツ用品、キッチン用品、おもちゃ、文房具、ペット用品、電子機器なども。
ワンピースは最安値で350円からという「本当に服?」と思えるような価格ですし、そんな商品がとても全て見ることができないような量並んでいます。
[安心の運営]サイトはショップ登録型
SHEINアプリはもともと「SHEIN」というブランドのみでの展開でしたが、現在はショップ登録型となっています。楽天やAmazonのように、いろいろなお店が登録する、所謂「マーケットプレイス型ECモール」という形態。
この形態は、ショップによって当たりハズレがあるというデメリットがあるものの、とにかくいろいろな商品が置いてあるというメリットが大きいです。現在お買い物をしようと思うと思いつくのが大抵マーケットプレイス型ECモールなのではないでしょうか?
SHEINはなぜ安い?
気になる「安さ」にはいくつかの理由があります。
原材料を低価格で仕入れ
メインの生産工場となっている中国は世界中のアパレルブランドの工場・倉庫があり、布の廃棄問題も深刻です。アパレル企業のだす廃棄布・服の問題は深刻とされており、それをうまく使っているのは賢いですね!
SHEINの商品をよくみると、他のファストファッションブランド(GRL・しまむらなど)と同じ布が使われていることやデザインが似ていることも多いのですが、これは仕入れと生産工場が同じところに委託しているのが理由のようです。
低賃金の労働力
もともと中国に工場が多く作られていたのは人件費の安さから。それは現在も変わらず、低賃金でものを作ってくれる人がいるため現在の安さが成り立っている部分もあります。
しかし現在、世界的に労働力搾取は問題となっているため、SHEINでも現在は労働環境改善に取り組んでいるとのこと。確かに一部価格が高いレーベルなどもではじめています。低価格はそのままに、高額レーベルの商品も用意して売上を確保したまま改善を目指しているのかもしれません。
オンライン販売に特化
こちらは日本だとGRLなどが有名ですが、実店舗のないネット販売のみのブランドは、店舗運営にかかる賃料・仕入れ送料・人件費などを徹底的に削減しているため安くなっています。
SHEINも例外ではありませんが、さらに言えば海外通販の場合、店舗がないことによって通常店舗仕入れであればかかる関税を「個人輸入」として削減もできているようです。
自社工場・倉庫で多数の商品を保有
商品の生産をAIが行なって最適化している他、中国をメインとして巨大な倉庫をかかえているSHEINは配送もそのとき一番適切な倉庫から出荷をすることにより経費削減ができているようです。
SHEINで実際に買ってみた!商品の品質・梱包レポ

ここからは実際に届いた商品のレポをしていきます。
届き方や梱包は?
雑だし破損の時もあるが即時返金!慣れれば問題ありません。
ダンボールではなくビニール袋で届きますし、中の包装がベコベコになっていたり、袋に穴が空いていることも多いです。

割れ物の破損と精密機器の故障は正直多いのですが、返金されるのでまた購入してみればいいかと思えばあまり気になりません。海外通販に慣れてかなり寛容になっていますが、日本の配送技術が高過ぎるので、日本人はもっと手を抜いてもいいのでは?と思えます。
商品の品質は?
雑貨とアクセサリーは百均で買う感覚、服は日本ではみないペラペラ生地のものもあるが許容範囲。
品質をひとくくりに言うのは難しいですが、口コミで日本人が「高見えします」というものがあれば安心かなと思っています。もちろんこの価格で高クオリティの商品は期待しないのが前提です!
トラブルはなかった?
- 商品破損→即時返金
- 商品故障→即時返金
- 商品未達→2日間確認後返金
このように、もしなにかあってもすぐに返金してくれるためトラブルにはなりにくいです。日本通販の場合もし商品不備があったとしてもレシートや梱包がないと対応してもらえないのでトラブルになったなぁと感じるのですが、SHEINではありません。




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